1959年、埼玉県生まれ。奈良市在住。1977年、鎌倉円覚寺居士林で禅(栽松軒足立慈雲老師)に出逢い「桃蹊(とうけい)」の名を戴く。1982年、東京学芸大学芸術科書道科を卒業後、奈良に移住。1983年から故今井凌雪に師事。 禅の教えから、墨の濃淡に生と死を重ね、書を通じて「心象の風景」を描く。2017年、文部科学省「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」派遣作家。神社仏閣(石上神宮、春日大社、氷室神社、談山神社、聖林寺、奈良薬師寺東関東別院潮音寺、海龍王寺、宝勝寺など)での奉納揮毫を行うほか、書籍、映像題字、ロゴ制作、ギャラリーでの個展、ワークショップへの招致、映像作品や音楽家との共演によるライブドローイングなどさまざまな活動を展開している。