野迫川村Nosegawa Village
県の西南端にあり、和歌山県に隣接している野迫川村。 全域にわたって標高が高く、“雲海がよく見える村”としても有名です。村の北部には「高野山」があり、南には「高野龍神国定公園」の一部である「伯母子岳」や「護摩壇山」が連なっています。平維盛がこの地で生涯を終えたという伝承もあり、平家にまつわる逸話や歴史が今に伝えられています。
山間の村で平地はほとんどありません。点在する集落の多くは谷間の川に沿いながら斜面に張り付くように広がっていますが、一部、山の尾根筋に位置する集落もあります。夏は涼しく避暑地として知られており、冬の寒さは厳しいものの、その気候を活かした特産品生産が行われています。