天川村Tenkawa Village
天川村は県の中南部に位置し、東部は「近畿の屋根」と言われる大峯山系が連なり、土地面積の4分の1が「吉野熊野国立公園」に指定されています。約1300年前、役行者が「大峯山」を開山して以来、修験道の根本道場として栄え、行基、空海、円空といった高僧たちも絶えることなく参詣修行に訪れた地です。
気温は県北部の盆地より3〜5度ほど低く、平地も少ない山村です。村の入り口付近の「中央地区」、空海の伝承が残る「西部地区」は天ノ川沿いに集落が広がり、「洞川地区」には旅館や店舗が立ち並びます。毎年60万人が訪れる観光業、山林資源を活かした林業再生などを通じたまちづくりが進められています。